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歴史を彩った女武者たち [fuzzyな日記]

「女甲冑録」東郷隆氏 図書館で何気なく手にし読んで観た。女だてらに甲冑を身に纏い並みいる武者を恐れさせた女武者たちの短編集の小説である。戦の時代に女性が戦闘に加わるのはよくあることで、戦ぶりもかなりのものでした、その姿に儚さも、そして悲しい末路に皆涙し後世に伝え残る女武者たち。この物語の主人公の六人の女武者たちを紹介します。
女武者の代表格と謂えば、「巴御前」が真っ先に名前が挙がるでしょう、木曾義仲の愛妾「巴」は勇猛な坂東武者たちを相手に組み打ちに比類の強さをみせ、鬼女と恐れさせた女傑である。華美な甲冑、駿馬に打ち跨る姿は美丈夫そのものでした。義仲討たれた後は、信州に逃れ菩提を弔い90歳まで生きたとも、鎌倉に召され勇猛な女傑ぶりに、鎌倉の有力武将和田義盛が頼朝に願い、妻に迎えたとも云われているが定かではない。
常山御前(鶴姫)>備中守護三村元親の妹御、常山城主上野隆徳の正室である。小早川・宇喜多勢相手の籠城戦に備前長船の槍をもって敵将を討ちとる存分な働きをみせるも、刀を口にくわえて打ち臥す壮絶な最期を遂げた女武者。
田鶴姫>今川氏譜代の引馬(浜松)城主飯尾連竜の妻、今川義元が桶狭間に於いて織田信長に敗れた後、徳川勢に攻め寄られる引馬城、落城間際に夫連竜の鎧直垂をまとい顔には朱塗りの面頬を付け、得意の強弓を放ち立ち向かうも、壮絶な討ち死にを遂げる。寄せては首を取ろうとするが、女武者であったゆえ首を取らぬが作法とねんごろに弔われた。
甲斐姫>武蔵忍城主成田氏長の娘御、小田原北条氏の重鎮である成田氏の守る忍城に石田三成率いる豊富軍が大軍をもって押し寄せ得意の水攻めを仕掛ける、甲斐姫自ら甲冑をまとい家臣一同を鼓舞し石田勢と果敢に戦うも、降伏開城となる。成田氏は蒲生氏郷に御預けとなるが、秀吉が甲斐姫に興味を抱き寵愛され大名に服せられる。戦いでは、三成・長束正家に煮え湯を飲まし、戦後は成田氏の復権を果たす大働きの女武者。
ゆきの方>伊勢安濃津城主富田信高の正室、関ヶ原開戦直前、東軍に属した富田氏は西軍に攻められての籠城戦を強いられる、信高奮闘 ゆきの方も病弱ながら甲冑まとい得意の槍を振るい良く戦うも落城降伏する。ゆきの方は後日関ヶ原の頃伊勢で儚く世を去る。彼女の奮戦ぶりは語り草として伝わる。
鶴姫>室町末期、伊予河野一族三島氏の娘御、大山祇神社の巫女武士として周防大内氏と戦い、御龍神女と恐れられた女武者。女警護衆と共に獅子奮迅の戦いをするも、大三島水軍が大内水軍に敗れ大将三島安成が戦死、許婚の死を知り入水し世を去る。大山祇神社威勢服する頃には大三島を攻めた大内氏・陶氏・白井氏は後毛利氏に滅ぼされ跡形もなく、鶴姫の御神慮と謂われる。
壮絶な討ち死にや儚く世を去る女武者たち、その姿に打たれ後世まで読む者を魅了します。昔の女性は弱い者のように感じますが、実は現代と変わらず強いのです、いつの世も「男勝り」は存在したのですね、また偶然なのか三人「鶴姫」が登場します、鶴は大きく美しい鳥です、その姿から容姿に恵まれ、美丈夫な女子に「鶴姫」と名付けたと謂われるようです。
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鎌倉時代の「悪党」たち [fuzzyな日記]

鎌倉時代後期、幕府は北条得宗家が執権、朝廷は権威が失われていた時代に荘園領主と領地や年貢などで対立し、反体制(幕府や朝廷の臣に属さない)の土豪・海賊などを総称し「悪党」と呼ばれる者達が存在していました。
有名どころでは、河内の楠木一党、播磨の赤松一党、伯耆の名和一党たちである。他にも畿内中心に伊賀・摂津などにもその「悪党」が点在し、時の幕府機関:六波羅探題との抗戦、小競り合いを続ける現状でした。
鎌倉幕府を脅かした「悪党」、最後は源氏に美味しい処をさらわれた「悪党」代表格の「楠木正成」紹介します。
楠木正成>河内にて商いや物流で財を成し、武士団を形成した武将。後醍醐天皇との繋がりから倒幕に立ち上がり、後醍醐天皇の皇子:大塔宮護良親王と信頼関係を築き共闘、有名な「赤坂・千早城の戦い」その戦いぶりは籠城戦とゲリラ戦を駆使したもので「悪党」の戦い方そのもの、僅か2千足らずの兵で十数万とも云われた幕府軍を翻弄し、倒幕の旗を各地に起こすきっかけを作るも足利・新田氏の倒幕参戦で役目を終えることになる、官位を授かり朝廷軍の一役を担うも、徐々に朝廷と距離を置く状態のなか、父である天皇より護良親王が謀反の嫌疑をかけられ足利氏に捕えられやがては命を絶たれることで朝廷と決別する。天皇の施く「建武の新政」も酷い悪政であり、遂に足利尊氏(高氏)が立ち上がると、天皇は新田義貞を大将に足利討伐に動き、楠木正成も参加(よせば良いのにと思うが、真の朝廷を中心とした政をめざす)、陸奥の北畠氏の参戦で、足利氏を西国に駆逐する。その後九州で勢力を盛り返した足利氏は、朝廷軍を破り室町幕府を打ち立てる。正成は弟正季と「湊川の戦い」で足利軍に敗れ自刃、最後を遂げる、尊氏も正成の死を悼み・惜しみ首級を遺族に還した経緯がある。後の世に「楠木正成」は忠臣の鏡と讃えられ、明治時代には「大楠公」を贈られ忠臣として教育の場にも讃えられ登場ている。
*「悪党」が朝廷軍の柱となり、天皇親政で世を治めることが彼の目的であったが、不甲斐ない朝廷に振り回され、奉信していた護良親王を亡くしたことが、彼の生涯を空しいものにしてしまった=死を望むに至り、足利氏と戦いに散っていったのでしょう。もし、後醍醐天皇が善政を施いていればと悔やまれます。
3363888皇居外苑前に在る「楠木正成像」3363889楠木氏家紋「菊水」 3363926北方謙三著
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キグレサーカス川越公演 [fuzzyな日記]

勤労感謝の日すなわち今日、川越で開催されている「キグレサーカス」に妻と孫二人を連れ行ってきました。
サーカスは齢を重ねた私ですら3回目位(記憶が無いのかも)孫は2回目(記憶が完全に無い)、天気は快晴で圏央道を利用し川島ICへ、案内ではIC南特設会場と有るがサーカステントが見当たらない、何処?チケットの住所をカーナビで設定、大ウソの場所である、暫し車を走らせるとアドバールーンが遠くに見える、やっと到着も駐車場まで渋滞、妻たちは徒歩で会場に迎いました、空いているだろと見くびっていたが大間違い盛況である。
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まずは、サーカスの人気者ピエロたちのお出迎えから始まり、最後まで楽しませてもらいました。孫達は興味を引く物とそうでない物で食い付きが違い、楽しいのか?そうでないのか?解らない状態でした。意外と大人たちのほうが楽しんでいるのかも。キグレサーカスは昔ながらの雰囲気を残し、圧倒されるものは無いが温かさを感じるサーカスと感じた私です。
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「後」が付く天皇たち [fuzzyな日記]

3355550後白河3355551後鳥羽3355552後醍醐
先日、今上天皇即位20周年の祝賀が催され、ふと歴代天皇を頭に思い浮かべたら何人も浮かんでこないのです、確か125代天皇である、昔、歴代天皇を丸暗記しようとしたが、初代神武天皇から20代位しか浮かばない
他の天皇は?あれ20人位であるしかも何をしたか定かなのは数少ない悲しいが、朝廷内の権力闘争や朝廷が絡む大きな戦があった時の天皇位である。
列記してみた>神武(初代)応神・仁徳(古墳)継体(今の天皇家の祖とも云われている)推古(初めての女性天皇)天智(中大兄皇子・大化の改新)弘文(大友皇子・壬申の乱)天武(大海人皇子・壬申の乱)桓武(平家の祖・奥州蝦夷と戦う)清和(源氏の祖)白河(法王として院政権勢誇る)鳥羽(上皇として崇徳天皇との権力闘争)崇徳(鳥羽上皇と争う)後白河(崇徳上皇・二条天皇との権力闘争、保元平治の乱)安徳(平家滅亡と共に壇ノ浦に)後鳥羽(承久の乱)後醍醐(建武の新政)孝明(公武合体)明治→大正→昭和→今上 以上です。
自分の無知に暫しがっかりです。ふと気が付くと、大きな政変や乱に係わる天皇に「後」が付くのが目立つ、三人の天皇・・「後白河」「後鳥羽」「後醍醐」の三天皇、いずれも歴史上では強い権力欲を持ち、天下に朝廷の命で打倒武士・幕府を志し、王政を布かんが為に戦を招いた天皇の代表格である。しかし、奇遇ともいえる「後」の天皇、調べると「後」の付く天皇は26人しかいないのです。(正統の天皇)
「後白河」>上皇・法王として君臨するも、二条天皇との権力闘争で平清盛・源義朝と手を結び保元・平治の乱を引き起こす、戦いに勝利するも武家の台頭を許し、平家の隆盛により朝廷の権威を落とす。その後、平家打倒を画策し源頼朝率いる源氏と平家の戦い治承・寿永の乱にて平家滅亡させるも、鎌倉幕府開府により又しても武家政治を確立させてしまう結果を許す。文化人として評価されるも政治面では然したる能力は無く、王政復活の権力欲が先立つ人物であった。後の二人とは違い、権力は依然保持し、延暦寺など僧門には君臨していた。
「後鳥羽」>鎌倉幕府が源氏から北条氏に実権が移り、執権北条義時の時幕府倒幕を画策し、承久の乱を引き起こすも破れ、鎌倉幕府体制を盤石にさせてしまう。やはり歌人としての評価は非常に高いが、後白河同様、手腕・能力に才覚なくいたずらに権力欲高い人物と謂える。
「後醍醐」>北条・鎌倉幕府体制に綻び・不満が高まる時に、王政復古を画策し天下に倒幕を呼びかけ正中の変・元弘の乱を引き起こす。大塔宮:護良親王を中心に楠木正成・赤松円心など悪党(武家でない豪族)及び、足利高氏・新田義貞の源氏勢力を集い鎌倉幕府滅亡を果たし建武の新政で王政復古なるも、能力・人望無く、足利高氏(尊氏)に室町幕府開府を許し、王政復古ならず完全に朝廷の地位を落としめた人物。権謀を巡らし寵愛した阿野廉子(悪女で紹介)と高氏と手を組み、朝廷を担う護良親王を足利氏に引き渡し死に至らしめる愚行を犯すなど展望も人望も無い人物。
三天皇の共通項は、権力に異常な執念をみせ、世を乱す戦を引き起こした人物で武家政治を引き起こし、また盤石なものにさせてしまい、朝廷の権威を落としめた人物である。公家朝廷に王政復古を画策するのは、天皇家としては当然の行為であるのは理解できるも、民の暮らしを度外視しこの世の春を謳歌し怠惰な政治を行ってきた朝廷が民の支持を望んでも無理な話だし、地に根ざした武士の不満を解消できるほどの人望もない。
平清盛・源頼朝・北条高時・足利高氏に比べれば、やはり能力・手腕・人望など劣るので復権はあり得ません。
後鳥羽・後醍醐は幕府により、隠岐の島に配流になっています、この頃は公家・朝廷の力が完全に地に落ちていた象徴的な出来事といえ、まあ自業自得と謂えますね。これから他の「後」のつく天皇なども勉強してみます。
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スポーツ大好きXXXXXX>サッカーW杯出場国出揃う [スポーツ]


2010南アフリカ大会の出場32カ国が決まり、いよいよ本大会の組み合わせが気になります。
欧州予選では、フランスはアンリの「神の手」が勝利を呼び込みました、世紀の誤審です。ポルトガルはC・ロナウドを欠きながらも自力の差で勝利、ギリシャも薄氷の進出、スロベニアがアウェーゴールを活かし強豪ロシアを退けました。
南米は古豪ウルグアイがコスタリカを破り、アフリカは因縁の対決の末アルジェリアが強豪エジプトを撃破です。
注目の組み合わせ抽選会は12/4(日本時間12/5AM2:00)です、果たしてどの様な対戦相手になるのやら、
最悪は全て、ランク上位ばかりの死のグループに入らないことを祈ります。課題を全て克服し目指せ決勝トーナメントですね。
*再三記しますが、アジア枠4.5は非常に恵まれ過ぎですね、欧州の強豪国が出られない現実があります。
クロアチアはFIFAランク8位でベスト10を外さない強豪、ロシアは12位、最近ランクを落としましたがイブヒモビッチ擁するスウェーデンなど残念ですね。

日本の歴史を脅かした悪女達 [fuzzyな日記]

3350604北政所3350606淀君
歴史小説などを楽しんでいると有名な女性の名が現れます。歴史的に悪女と称されている女性達です。
必ずしも悪い女ではありません、優れた女性であり指導力や歴史への影響力の強さから悪女と称されていますし、時の君主が政治をお座成りにし国を傾けてしまうほどの美貌の女性も悪女の仲間入りしています。
クレオパトラ、マリー・アントワネット、呂后、楊貴妃、西太后、江青など、政治介入・独裁・美貌・残虐など様々な要素がそれぞれありますが、総じて悪女と呼はれていますがある意味讃えられた女性達でもあります。まだまだたくさんいますが特に有名な女性達です。
日本では、誰かな?なんて考えたらこんな女性の名が頭に浮かびました。
・推古天皇>第33代天皇で日本初の女帝です。甥の厩戸皇子(聖徳太子)と大臣曽我馬子との対立に毅然と相対し君臨した女帝です。巫女的要素が高く政治にはほとんど介入していませんので悪女ではありませんが、世に女帝(非公式には先にも居る)の存在を知らしめたので記してみました。
・北条政子>源頼朝の妻、源氏を滅ぼし実家の北条氏の時代を築ずき「尼将軍」と称された女性です。とにかく嫉妬深い性格で、頼朝の女性関係(一夫多妻の時代)には異常なほどの行動をとったらしいです(頼朝の愛妾亀の前の邸宅を打ち壊してしまう)幕府の存続に執念を燃やし、一族・有力武将に断固とした態度をとり続けた政子は強烈な猛女のイメージですが、良妻賢母としても評されています。悪女では無いと思いますがね・・・
・阿野廉子>後醍醐天皇の寵妃、鎌倉幕府打倒を目指す後醍醐天皇に寄り添い天皇の寵愛を利し政治介入、足利高氏と結び護良親王を排除、死に至らしめ結果朝廷の権威を落としめた女性。
・日野富子>室町幕府8代将軍足利義政の正室、不真面目な義政にかわり政治手腕を発揮した女性。「守銭奴」と呼ばれるほど、様々な税や金貸し行為により巨万の富を成し、政治に活用し幕府の財政を助けた才女でもある。将軍継承問題でも暗躍し、応仁の乱を引き起こす引き金になったのが悪女と謂われるの由縁です。
・北政所>豊臣秀吉の正室、子を無さず豊臣の世を存続させることが出来ず、淀殿との確執からか豊臣滅亡の道へと導いてしまいます、徳川との密約が有ったか無かったかは解りませんが、北政所が育てた豊臣恩顧の武将や甥の秀秋までが関ヶ原では東軍に与力してしまいました、悪女として扱われていませんが、悪女でしょ。
・淀殿>豊臣秀吉の愛妾、秀吉亡き後豊臣の権勢を独り占めにし豊臣を滅亡を招いた女性です。織田信長の妹お市の方の長女です、世が徳川に靡く現状に対応できず最後まで意地を貫き、大坂城にて秀頼と命を落とします、1大名でも家の存続を願う北政所との意思の疎通が有れば豊臣は滅んでいなかったでしょう。
まだまだ、あの女性も悪女だなんて、思いつく女性も多くいるでしょうね。また、記した女性は悪女では無いと謂われる方も多いでしょう、決して皆が悪女ではありません、敬意を払い名を連ねました。ただ、女性が政治に口を挟んだり、影響力を強く持つと、悪い結末を呼んでしまうのも事実存在しているのです(男がダラシナイから、正しくそうなのでしょう、現代も変わりませんね、いやもっとダラシナイですかね)
33506073350608*歴史上の女性に興味深々中
タグ:歴史 悪女 女傑
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スポーツ大好きXXXXXIX>浅田真央の危機、他スポーツ三昧 [スポーツ]

フィギアスケート界では、韓国:キムヨナ選手が大きく浅田真央選手を始め他の追随を許さない高みの上っている現状、果たして浅田真央選手のバンクーバー五輪での挽回があるか、やや心配である。
キムヨナ選手の高得点の演技には正直驚かされ続け、演技を見ても、ジャンプ・スパイラルなどの完成度、映画007を用いた演出内容には観客を十分魅了し、まことに素晴らしい出来であるのは誰もが認めるところである。しかし、あの目力には怖いものさえ感じてしますます。
一方、浅田真央選手は、トリプルアクセル2回を完璧に飛ばなければならないと勝負にならないので非常にリスクの高い演技です、本人の意思とタラソワコーチの思惑が一致している以上、完全にジャンプをこなし、さらに表現力などを含め、バンクーバーまでに完璧な演技が出来るまで頑張っていただきたいです。


日本ゴルフ界は男子・女子とも賞金王争いが面白いです。石川遼と池田勇太選手、諸美里しのぶと横峯さくら選手に絞られてきました、残り試合は男子3試合、女子2試合いづれも高額賞金です、眼が離せません。

サッカー日本代表は南アフリカ遠征でスコアレスドロー(0点)と残念な結果です。相手のランクを考えればアウェーとはいえ完勝しなければならない相手です、是非本番までに問題点を解消して頂きたいですね。
欧州予選PO第1試合があり、ポルトガル(H)・フランス(A)・ロシア(H)が辛勝(1点差)ギリシャ(H)は引き分け、強豪国が苦戦をしています、第2戦はアウェー戦のポルトガル・ロシア・ギリシャは厳しい試合を強いられます、アフリカC組アルジェリア対エジプトが同成績で一試合のプレーオフになりました、どれも注目です。

読売ジャイアンツが韓国:KIAタイガースに逆転勝利、7回に阿部選手の3ランホームランを含め一挙7点を挙げ
て勝負を決めました。今年の巨人、今年の原監督(納得の正力賞)には、野球の女神が微笑み続けました。

柔道界がやばいですね、日本代表クラスが講道館杯で惨敗です、全日本王者穴井選手、五輪王者鈴木・内柴選手を始めボロボロの結果です、若手の台頭に期待する(新旧交代)時期が確実に来たのでしょうか。

バレーボールは、女子グラチャンは2勝3敗でメダルを逃す結果でした。アジアの王者タイ、ライバル韓国には勝利を収めましたが、北中米:ドミニカ、欧州:イタリア、南米:ブラジルには力の差を見せつけられての敗退です。
以前よりは確実に力の差を詰めている感じはしますが、まだまだ差は大きいようです。絶対的エース不在(栗原選手では?)やサブアタッカー陣の差がありますね、若手の大型スパイカーの育成が急務ですね。
*日本女子が世界一を奪回するには、絶対的エースの育成、レシーブを含めたサーブの強化、大型セッターの育成(竹下選手は素晴らしいトス回しを見せる屈指の名セッターですが、前衛に回った時に苦しい)ですね。

ラブビー日本代表が対カナダテストマッチに完勝、ほぼ互角の力関係でしたカナダに46対8、ラグビーW杯日本開催に向け、さらに強豪国との差を詰めW杯に期待を持たせて頂きたい。

スポーツ三昧の日々は続きます、スポーツに興味ない(家の娘)方にはつまらない話ばかりで恐縮です。
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戦国武将ランキング [fuzzyな日記]

3281985織田3281987上杉3281988真田
最近は歴史への入り口が増え歴史ブームですね。私たちの時代では本か大河ドラマ・映画しかありませんでしたが、ゲームやコミックから興味を持ち、歴女なる言葉も生まれる時代になりました。歴史好きな人々の間で様々なランキングが付けられています、。好きな武将は?など、観てみると意外とバラバラな結果であり、えっ!と思える武将が人気があったり面白いです。いろいろなランキングを検証した結果以下の様な結論を独自に付けました。贔屓な武将がランク外や下位で、ご不満の方もいらっしゃるでしょう。最近は傾向が変わりつつあるのです、私も正直そうなんだ?の印象があります。私のランクとは違います。
戦国武将人気ランキング
1位>織田信長 謂わずと知れた「天下布武」を掲げ、小大名から天下人目前まで上り詰めた戦国の風雲児
2位>上杉謙信 信長でさえ畏怖し、自ら毘沙門天の化身と名乗り「義」の旗を掲げた戦いぶりは戦国最強
3位>真田幸村 父昌幸と共に上田城で秀忠の大群を翻弄、大阪の陣で家康を驚愕させた男(女性人気1位)
4位>伊達政宗 独眼流の東北の梟雄、最後まで天下人に屈せぬ気骨の武将、東北を力で切り取る痛快男児
5位>大谷吉継 豊臣家屈指の智将、関が原合戦で三成に友情から西軍参加、その戦いぶりから人気急上昇
6位>武田信玄 最強騎馬軍を率い、信長家康を恐れさせた屈強の武将、宿敵謙信と互角の勝負は最強とも
7位>石田三成 豊臣家に忠誠を尽くし家康に敢然と戦いを挑んだ忠臣、人物が再評価され人気上昇
8位>明智光秀 本能寺で信長討ち秀吉と覇権を懸け敗れるも同情票を集める悲運の武将、織田家一の智将
9位>徳川家康 不遇の幼少期を過ごすも磐石な手法・豪腕ぶりは最上位、最近やや順位落とす、1位もあり
10位>豊臣秀吉 知恵と度胸で天下人に上り詰める、晩年のイメージ悪く下位も、ジャパニーズドリーム評価
次点>真田昌幸 智謀あふれる武将、上田合戦で徳川に2度勝利した戦ぶりは幸村を人気武将に導く
    島左近   三成に過ぎたものが二つあり、島の左近と佐和山の城と謂わしめた闘将、関が原で人気に
この様な結果になりました。尚、私情を除いております。大谷吉継が上位にランクインは驚きです、その手腕は石田三成を凌ぐ評価を受けていますが、三成との友情から関が原出陣し奮闘するのが人気になったのかな?
島左近も顔を出すなど、関が原の西軍武将が注目されてます。
この他にも、こんな武将がベスト10外で人気です。
直江兼続 「天地人」でさらに人気上昇の上杉家陪臣、天下に「直江状」を示し家康と対峙した武将、上位でも
前田慶次 最上戦での殿で有名も歴史的には不明の人物、「花の慶次」で人気急上昇
本田忠勝 徳川譜代の猛将、蜻蛉切の槍を携え戦場での奮戦ぶりに人気集める
柴田勝家 織田家譜代の猛将、秀吉に破れお市の方と散っていくも忠臣ぶりが人気
島津義弘、九州を席巻した薩摩の猛将、朝鮮での活躍・驚愕の関が原の撤退戦が人気(個人的には上位)
まだまだ、ランクインしてもおかしくない武将、ランクインしていないのが不思議な武将がいますね。
大名では、前田利家・上杉景勝・宇喜多秀家・立花道雪・長曾我部長親・後北條一族に佐竹・蒲生などなど
参謀格では、竹中半兵衛・黒田官兵衛・山本勘助
陪臣(筆頭家老の存在)では、直江兼続や島左近を始め小早川隆景・片倉小十郎など、以前は大名ばかりが前面に出ていましたが最近注目され人気上昇です。
いかがでしたか?是非、私はこの武将が好きとか、私のランキングはこれだとか?コメントをお願いします。
いろいろな方のご意見たのしみです。

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「新田義貞」永峯清成氏を読み終わり [fuzzyな日記]

33303853330384分倍河原に在る「新田義貞」像
永峯清成氏の「新田義貞」を読み、改めて地元を認識させられました。実は私が育ち現在生活している東京・埼玉西部は、義貞が鎌倉攻めをする為に上った「鎌倉街道・上の道(かみつみち)」の周辺なのです。
私の店の前の道「鎌倉街道」は、鎌倉幕府の軍用道路で有事の際は武士団が「いざ、鎌倉」と馳せ参じる為の道です。北条氏討伐軍を率い義貞が甲冑に身を包み騎馬で通ったのかと思うと頭の中がタイムスリップします。入間川を渡り、小手指原での戦も後、八国山・久米川(志村けんさんで有名になった東村山市=私の出身地)・府中分倍河原の戦いを、稲村ガ崎(サザン桑田より古く名を高めたのですよ)鎌倉に攻め込み北条氏を滅亡させた「新田義貞」彼も時を経、「足利高氏(尊氏)」との戦いに敗れ越前藤島(福井市)で討ち取られ、都大路に首を晒される運命を辿るのです。3330386新田氏と足利氏は、清和源氏(河内源氏)の嫡流、源氏の棟梁の家系です(頼朝一族終焉後)。そして新田氏は本来嫡流で有るべきですが、頼朝挙兵の際積極的に動かず、分家の足利氏に主筋を奪われ新田庄(群馬県大田市周辺)の豪族に成り下がり、鎌倉末期を向かえます。後醍醐天皇の命を受け、鎌倉攻略の大将に任じられ重用されますが、幕府消滅後はライバル高氏との戦いに敗れてしまいます。周到な足利氏に対し愚直な新田氏、、武家の棟梁の肩書きを背負った足利氏は、後醍醐天皇に懐柔されず武家を重んじたのが最大の勝因でしたね。又、領地に執念を燃やす武士団は恩賞を得る為に命をかけ戦います、土地権力を持たぬ新田氏には恩賞を期待できないのですから足利氏に従うのは当然ですね。義貞は凡庸な武将とされています、鎌倉を崩落させた事実もあり、武将としては実力・人望も有ると思いますが、政治能力に欠ける面が有ったのでしょう(後醍醐天皇に振り回されすぎた)、その差が高氏との差で勝者か否を分けたのでしょう、しかし歴史の主役になれなかった「新田義貞」悲運の武将です。
武士社会で朝廷に膝を折ると、ろくな事がないのは武家の歴史です、源氏はいつも朝廷に蹂躙され続けていますね。
永峯清成氏作品著書には、「楠木一族」「北畠親房」「上杉謙信」などが有ります。
「新田義貞」は浅田次郎氏も書き上げています。吉川英次氏の「太平記」にも登場しますが脇役にすぎません、NHK大河ドラマ(1991)「太平記」では根津甚八が演じています。(尊氏=真田博之)

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スポーツ大好きXXXXXVIII>読売ジャイアンツ日本一 [スポーツ]

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読売ジャイアンツ4勝2敗で日本ハムファイターズを退け日本一に!
各試合とも、どちらに転んでもおかしくない試合展開も巨人が接戦を物にしていました、日本ハムは総体的に押している場面が多いが、三振で好機を逸したり、投手陣が巨人に効果的な一発を浴びたりで勝利を逸し勝ちを逃がした印象です。しかし、振り返れば原監督の強運の年でしたね。
野球三昧の一年も、巨人の日本一で幕となりました。WBCで世界一を獲得してから、イチロー選手の9年連続200本安打、NYヤンキースのワールドシリーズ制覇(松井選手のMVP)、読売ジャイアンツの日本一、盛りだくさんの一年でした。喜び・感動ばかりで嬉しい結果ばかり、最高の一年でした(万歳)
特に、贔屓のNYヤンキース・読売ジャイアンツが連日の優勝(涙・涙・涙です)・・・でも終わってしまいました。
残るは、セ・パ60周年記念、大学学生代表VS U-26NPB選抜の交流戦>学生と若手プロの戦いに注目です。
早大:斉藤投手、楽天:田中投手の甲子園決勝戦の再現、巨人:坂本遊撃手などに学生投手陣が挑みます。
11/22(日)東京ドームにて14:00~ *既にチケットは完売だそうです。
TV中継予定 テレビ朝日ライブ放映(14:00~)
日韓クラブチャンピオンシップ>読売ジャイアンツVS KIAタイガース 
昨年アジアシリーズは西武ライオンズが優勝するなど、アジア対決で日本は負け知らずです、今年も巨人が韓国チームを打ち砕くことを期待します。
11/14(土)長崎ビックNスタジアムにて13::00~
TV中継予定 テレビ東京録画放映(16:00~)
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