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日本の歴史を脅かした悪女達 [fuzzyな日記]

3350604北政所3350606淀君
歴史小説などを楽しんでいると有名な女性の名が現れます。歴史的に悪女と称されている女性達です。
必ずしも悪い女ではありません、優れた女性であり指導力や歴史への影響力の強さから悪女と称されていますし、時の君主が政治をお座成りにし国を傾けてしまうほどの美貌の女性も悪女の仲間入りしています。
クレオパトラ、マリー・アントワネット、呂后、楊貴妃、西太后、江青など、政治介入・独裁・美貌・残虐など様々な要素がそれぞれありますが、総じて悪女と呼はれていますがある意味讃えられた女性達でもあります。まだまだたくさんいますが特に有名な女性達です。
日本では、誰かな?なんて考えたらこんな女性の名が頭に浮かびました。
・推古天皇>第33代天皇で日本初の女帝です。甥の厩戸皇子(聖徳太子)と大臣曽我馬子との対立に毅然と相対し君臨した女帝です。巫女的要素が高く政治にはほとんど介入していませんので悪女ではありませんが、世に女帝(非公式には先にも居る)の存在を知らしめたので記してみました。
・北条政子>源頼朝の妻、源氏を滅ぼし実家の北条氏の時代を築ずき「尼将軍」と称された女性です。とにかく嫉妬深い性格で、頼朝の女性関係(一夫多妻の時代)には異常なほどの行動をとったらしいです(頼朝の愛妾亀の前の邸宅を打ち壊してしまう)幕府の存続に執念を燃やし、一族・有力武将に断固とした態度をとり続けた政子は強烈な猛女のイメージですが、良妻賢母としても評されています。悪女では無いと思いますがね・・・
・阿野廉子>後醍醐天皇の寵妃、鎌倉幕府打倒を目指す後醍醐天皇に寄り添い天皇の寵愛を利し政治介入、足利高氏と結び護良親王を排除、死に至らしめ結果朝廷の権威を落としめた女性。
・日野富子>室町幕府8代将軍足利義政の正室、不真面目な義政にかわり政治手腕を発揮した女性。「守銭奴」と呼ばれるほど、様々な税や金貸し行為により巨万の富を成し、政治に活用し幕府の財政を助けた才女でもある。将軍継承問題でも暗躍し、応仁の乱を引き起こす引き金になったのが悪女と謂われるの由縁です。
・北政所>豊臣秀吉の正室、子を無さず豊臣の世を存続させることが出来ず、淀殿との確執からか豊臣滅亡の道へと導いてしまいます、徳川との密約が有ったか無かったかは解りませんが、北政所が育てた豊臣恩顧の武将や甥の秀秋までが関ヶ原では東軍に与力してしまいました、悪女として扱われていませんが、悪女でしょ。
・淀殿>豊臣秀吉の愛妾、秀吉亡き後豊臣の権勢を独り占めにし豊臣を滅亡を招いた女性です。織田信長の妹お市の方の長女です、世が徳川に靡く現状に対応できず最後まで意地を貫き、大坂城にて秀頼と命を落とします、1大名でも家の存続を願う北政所との意思の疎通が有れば豊臣は滅んでいなかったでしょう。
まだまだ、あの女性も悪女だなんて、思いつく女性も多くいるでしょうね。また、記した女性は悪女では無いと謂われる方も多いでしょう、決して皆が悪女ではありません、敬意を払い名を連ねました。ただ、女性が政治に口を挟んだり、影響力を強く持つと、悪い結末を呼んでしまうのも事実存在しているのです(男がダラシナイから、正しくそうなのでしょう、現代も変わりませんね、いやもっとダラシナイですかね)
33506073350608*歴史上の女性に興味深々中
タグ:歴史 悪女 女傑
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