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信州諏訪:天下の奇祭「御柱祭」 [fuzzyな日記]

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今年は、長野県諏訪地方の奇祭「御柱祭」(正式名称は式年造営御柱大祭)が行われる年です。7年に1度(数えで7年)諏訪が燃えます。この祭りは日本三大奇祭の一つとされるほど有名なのです。
*日本三大奇祭は、「御柱祭」に秋田男鹿市「なまはげ」山梨富士吉田市「吉田火祭り」と謂れますが、奥州市黒石寺の「蘇民祭り」岡山市西大寺「裸まつり」とする説もあります。
御柱祭と私の繋がりは、母が諏訪地方出身で私もまだ小学生でしたが、1度だけ最終日フィナーレを飾る「建御柱」観ることがありました、頭の中には里曳きの際の木遣・進軍ラッパが蘇るほど印象深いです。御柱は生活習慣の中にも獲りこまれ、従妹の結婚式でも余興として友人達が木遣の唄われる中、ミニ御柱を曳きまわしお祝いをしいていたシーンがありました。(実に興味深い余興でしたね)
祭りは長さ17m直敬1m重さ10tの巨木を山から切り出し、「メデとこ」と謂われる角のような柱をV字に付けた柱(上社の柱)を豪気な山出し、そして木落しは30度の坂を御柱が落とされ毎回負傷者や死者まで出ることもある勇壮かつ危険な山出しのハイライトです。その後木落しと並ぶ危険な川越えを経て、里曳きされ諏訪大社に建立されます。(建立される大社は上社・下社を始め各所に在り、諏訪全体が1年中御柱に染まります)
祭りの起源は古く平安時代以前とされています、また諏訪地方は神話の世界からの古い土地であり「日本書紀」にも記載されている歴史的な地域なのです。また諏訪大社は多くの武将が軍神として崇めています、古くは坂上田村麻呂を始め源頼朝・武田信玄・徳川家康などが崇敬しています。
もう1回は観に行きたい「御柱祭」、見逃すとまた丸6年後にしか訪れません、本当に生きている内に行かなきゃと思います。もし、行こうかなと思う方は、「御柱祭」公式HPを見れば、詳細・スケジュールやプロモーション画像などが出ています。
http://www.onbashira.jp/
今回の記事は、私が読ませて頂いているブログ、官兵衛さんの記事がヒントで、忘れていた思いで「御柱祭」が頭に浮かび書いてみました。官兵衛さんありがとうございます。
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