SSブログ

奥州の歴史小説>高橋克彦氏その2 [fuzzyな日記]

本日紹介する著書は「火怨」です。私の一番のお気に入りで、大河ドラマにとNHKに投書しました。以前高橋氏の「炎立つ」が大河ドラマになりましたが、この作品もどちらかと云えば知る人ぞ知るの世界ですから是非取り上げて頂きたいです。悪路王・大墓公アテルイ・磐具公モレ(蝦夷)VS坂上田村麻呂(朝廷)の痛快かつ壮絶な戦いを繰り広げます。最後は不覚にも涙が・・・・・「続日本紀」や「日本紀略」にも登場し、アテルイ・モレの碑は清水寺境内に在ります。アテルイとモレの友情を超えた絆、敵将田村麻呂との「もののふ」同士認め合う心情など単なる戦記物では在りません。戦国期ばかり読んでいる方に特にお勧めしたい作品です。アテルイは歴史好きな方のブログにも多々見受けられますし、演劇・ミュージカルもなりました。有名どころでは染五郎さん主演で2002年に舞台になりました。是非お読み頂きアテルイファンになってください。はまりますよ。
29191052919106次回は「炎(ほむら)立つ」を紹介しまうす。前九年の役から後三年の役など奥州安倍・藤原氏に至る奥州の物語です。前記したように1993年にNHK大河ドラマになりました。
nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

沖縄の旅Ⅲスポーツ大好きXII ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。