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奥州の歴史小説>高橋克彦氏その1 [fuzzyな日記]

今はまっている奥州の歴史小説を紹介します。今回は高橋克彦氏の「風の陣」です。
2b2e2650beac868e.jpg平安前期の蝦夷(エゾではなくエミシ)と朝廷の話です。全4部(立志・大望・天命・風雲編)構成で朝廷が奥州に関りを持つころの話・・・恵美押勝(藤原仲麻呂)弓削道鏡の権力闘争に坂上刈田麻呂(田村麻呂の父)・蝦夷の道嶋嶋足・伊治鮮麻呂などが絡みあう物語です。奥州史の初期の話でここから悪路王アテルイVS坂上田村麻呂に繋がっていくのです。小説色が強い著書ですので奥州史入門に調度良いです。次回は「火怨」吉川英治賞の作品で私も一番のお気に入りです。

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