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龍馬で楽しんだ一日 [fuzzyな日記]


NHK大河ドラマ「龍馬伝」がスタートした。箱根駅伝を楽しんだ昼間から夜は龍馬を楽しんだ一日。
「龍馬伝」は如何なるものか?従来の大河ドラマとは印象が異なり、民放作成のドラマの感がある(脚本家の影響か?)セット撮影でなくロケ中心で進行していくのかまだこれからですね。
福山雅治の龍馬はまずまずと見た、悠長な雰囲気でまだ気概に薄い龍馬の青春時代、新しい龍馬ですね。
物語は龍馬の盟友岩崎弥太郎の語りで始まり、岩崎役の香川照之(やや暑苦しいが)いい味を出していた。
初回は「上士と下士」土佐藩の封建社会の様を捉え、上士と下士の軋轢や上士の奢りを強調したもので、討幕が下級武士から起きるのだなと改めて感じさせてくれた、下級武士出身者が土佐・長州・薩摩も同等に幕末では藩政の主導権を握り討幕の原動力になったであり下級武士の不満・鬱憤が封建社会を壊したのを今更のように感じさせてくれました。土佐の龍馬・武市(土佐勤皇党)、薩摩の西郷・大久保、長州の高杉(松下村塾生・奇兵隊)などなるほどである。
初回放送視聴率が23.2%(関東)で昨年の「天地人」24.7%を若干だが下回る結果となった(関西も同様)まだまだスタートしたばかりの「龍馬伝」これからも期待したい。
その後、BSジャパンで「龍馬伝」に併せたように「龍馬の暗号・・・」が放映された。(実は完全にぶつけた番組)
加治将一氏の小説「龍馬の黒幕」を題材に前川泰之がミステリー案内人で高知・長崎を旅しながら随所にドラマを挿入し進行させた、謎解き番組でなかなか面白かったです、龍馬暗殺の実行犯は?そして黒幕は?幕府見廻り組の今井信雄が犯人として逮捕されているが、依然として謎である、幕府?新撰組?土佐藩?薩摩藩?それ以外なのか?謎解きは永遠に続くのか。(2006年TBSで放送された「龍馬の黒幕」で同様の企画で番組化され及川光博が案内役とドラマで龍馬を演じている、パクリと謂われても仕方ないかな)番組の善し悪しは別として、テレビ東京・BSジャパンは歴史物によく取り組んでくれ楽しませてくれています。
r2.jpgr1.jpg加治将一氏著  旧題「あやつられた龍馬」

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