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映画2本立て>12人の怒れる男 [fuzzyな日記]

昨日お店が定休日、のんびり録画していた「12人の怒れる男」オリジナル版(米)とリメーク版(露)を2本立てで観ました。WOWOWで前日放映された物です。法廷物強いて謂えば評決物で12人の陪審員が殺人事件に対し様々な人間性をぶつけ合いながら評決に至る経緯を描いた作品です。(日本でも始まった裁判員制度を考えさせられます)真摯に取り組む者や指名されたから仕方なく参加している者や偏見・思い込みから逸脱できない者など、様々な人間達の人間性がむき出しになり葛藤しあう様は見ごたえがあります。
オリジナル>1957年制作 ヘンリーフォンダ主演
スラム街で起きた殺人事件、子が親を殺す事件圧倒的な有罪(死刑)支持から展開が・・・

リメイク>2007年
単なるリメイク物では無く、現代ロシアの抱える社会の歪みを盛り込みながら表現されている。
義理の父を殺したとされるチェチェン人の少年、オリジナル同様圧倒的な有罪(死刑廃止=終身刑)支持から・・

米・露の国民性や時代背景に違いがあるものも、存分に人の尊厳・人のあるべき姿を表現した、名作・秀作です
見比べて観る事ができたのは非常に良かったと思います。

私事の余談>世間は狭い
・今日の出来事、地元ではない処でカフェをやっているのですが、最近よく利用して頂いているお客様が、高校の同級生だったのです。私は全然気がついていなかったのですが、お客様が「マスターに似ている人を昔知っているだよな、〇〇って名前なんだけどね」「〇〇ですけど」「えっほんと」35年ぶり  ほか最近でもあります。
・来店された女性にいきなり「〇〇さんですよね」中学の一年後輩なんと40年近く経つ
・伊勢丹の男子トイレで用を足していると隣から「おう〇〇」中学の同級生・・・用を足しながらしばし会話
・大渋滞の環八隣に並びかけた車が同級生・・・暫し走行しながら雑談
・大渋滞の東名高速、路肩でボンネットを開けている車が会社の先輩・・・大渋滞で近寄れず見過ごす
ほんの一例、人生長くやっていると色々ありますね。皆様も有るでしょ。なんとなく嬉しい瞬間です。
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